ご挨拶

まずは、
マインドワン・テクノロジーのHPへお越しいただき、ありがとうございます。

仕事がら、どうしてもコンピュータ関連の情報を見聞きすることが多く、胸躍る新しい技術の発表、よく出来たシステムの事例紹介等を見るにつけ、私たちも進歩に向けての努力を惜しむことはできないと心に誓う毎日です。
ただ、まったく反対の情報で「動かないシステム・利用されないシステム」などの記事を見るたびに、心が痛む思いもしております。システム関係者はシステムが大きくなればなるほど難易度は上がり、工数も青天井のごとく膨れ上がっていくものだと分かっているのに、(御幣のある表現ですが)流れに任せてシステムを開発してしまったと感じる情報も多く見受けられます。

私たちは、「役に立つシステムを提案する」「確実に動くシステムを提供する」をポリシーにしています。
このポリシーは、折角信頼して頂いたお客様へは「動かないシステム・利用されないシステムを絶対に提供してはならない。」という使命感です。
お客様に、この使命感をお伝えするためにお話しすることは
1)スモールスタートで行きましょう。
2)システム化に頼るのは止めましょう。
3)一緒に悩みましょう。
の3つです。

◆スモールスタートで行きましょう。

多くの場合、お客様からは「あんなことも、こんなこともシステム化したい。」とのご要望があります。
もちろん、それらはお客様にとって、業務上すべて必要な機能であるばかりか、今すぐ欲しいシステムであることは間違いが無いのです。でもよくよくお聞きすると、業務で必要とする

機能には必ずプライオリティがあり、後から追加しても良いでのは?と思える機能が沢山あります。そのため、必ず「まずは必要最低限の機能を、必要最低限の予算と期間で構築しませんか?」とご提案することにしています。もちろん全体機能を見渡して次に繋がる機能も視野にいれながらの話となりますが、「良いもの」を提供するためには、「スモールスタートで行きましょう。」とお話しする次第です。

◆システム化に頼るのは止めましょう。

実際にお客様からの要望を見聞きし、システム化の提案を考える場合は、現状の業務内容を
根掘り葉掘りお聞きします。すると、システム化を検討する前に、業務の段取りを変えるだけでかなりの効率化が望める場合や、格安なSaaSを利用する方が費用対効果が得られる場合が多々あります。私たちにとっては大変残念なことなのですが、結果的にお客様にとって有益である場合は、すべてを「システム化に頼る。」のではなく、システム化以外の方法をご提案することもあります。
「システム化に頼るのは止めましょう。」それは、一つの「創造する力」だと考えているからです。

◆一緒に悩みを分かち合いましょう。

お客様から「なんとかシステム化をして業務効率を上げたいが、どうして良いかわからない。」といったご相談を受ける場合があります。不思議な話ですが、そんな時は、私たちも
一緒に悩みます。それは企業風土や企業文化まで理解しなければならない場合があるからです。私たち自身も、悩み抜いた結果としてご提案した「システム企画書・要求確認書・要件定義書」を見て頂き、「これで行ってみよう。ありがとう。」と感謝のことばを頂くことがあります。
感謝やねぎらいの言葉を頂いた場合は、仕事冥利に尽きるのですが、それだけではなく、お客様との「悩みを分かち合う」ことで、同じ目線に立ち、一緒に問題を解決することで、「人との信頼」が生まれると考えています。